2010年9月5日日曜日

仮説の構築@夏合宿

こんにちは。好村です。
本日は夏合宿でした。

今までのインタビュー内容や声優さんの作品出演状況をまとめたデータから分かったことをまとめ、先生に相談しに伺いました。
そしてついに、研究に光が射したのです!

相談では「移籍」が焦点に。
どうやら似たような現象、つまり企業間の移籍を研究した文献が存在する様なのです。

具体的には以下のような研究です。
専門的な研究者が企業間を移籍すると、業界内のネットワークが構築されます。すると、業界内で情報や技術の伝播が起こります。伝播した情報や技術はイノベーションを引き起こすので、業界全体にとって(もちろん、移籍された企業にとっても)プラスに働く、というのです。
「一般的にマイナスの印象がある移籍が、かえって業界全体にも各プロダクションにもプラスに働いているのではないか」

先の専門的な研究者の移籍に重ね合わせて考えると、専門的な研究者が声優、企業が声優プロダクションにあたります。声優が声優プロダクション間を移籍すると、声優プロダクションは「昔うちにいたあの声優」という感覚でネットワークを構築できる、と。 そして、業界の情報が手に入りやすくなるのではないでしょうか。そのように情報が巡ることで、なんらかのパフォーマンス(業界内の売り上げなど)に良い影響を与え、「声優の移籍」が業界全体にプラスに働いているのでは・・・?

このことを新しい問いにする場合、明確にしなくてはならないのが
「本当にプロダクションは声優の移籍によってネットワークを構築・情報を入手できているのか」
「本当に“声優の移籍”は業界全体や各プロダクションにプラスに働いているのか」
といった点ですね。

先行研究になりそうな文献の存在が心強いです。
このままうまくいくといいな。


【おまけ】
今年の夏合宿は女神湖のすぐそばのホテルで行われました。
部屋は綺麗だし、ご飯は美味しいし、会議室も充実していて最高でした。
↑女神湖
↑ホテルのディナー。コースでした。
毎年井上ゼミは宿泊施設にこだわります。
発表に必要なプロジェクターや電源、電波などの設備も超重要。
合宿担当者になった後輩たちが研究の傍ら、駆け回ってくれました。
感謝!